約束の港

誰にもとめられないことがあるんだと
そんなにも思ったときはなかった
街路樹を渡る風
あなたの名を呼んだ
あの街角に今日は見知らぬ人が立つ

帰らない日の夕暮れと気づくこともなく
遠ざかる船に手を振った
あの日の私
帰れない あの季節に
戻りたい あの海に
この手にかすかに残る あの日のぬくもりに

決して二人の人生(みち)は交わることはない
そんな別れの言葉 今も思い出す
ほんのわずかなときだった
あなたといた時間
なのに胸を離れない
おどけるあの笑顔

帰らない日の夕暮れを この手に抱きしめて
とめられない思いを解き放とう
叫ぼう もう一度
忘れない 今もずっと
届けたい この想いを
あなたに逢いたかった どんなに離れても

偽りの日々を捨てて 心のまま生きていこう
今あの空を翔る 海鳥のように


Words and Music by Meon Fukamachi 1991-2010.