冬空のあなたへ

冬空を見上げると あなたを思い出す
船を待つ防波堤 ギターを弾いていた
待合いの窓辺から そっと聴いていた
でも今は もうあの唄を
知ってるのは自分だけ

あれから長い時が流れて
色んなものを失くしたよ
だけど本当のことは何も変わっていない
心を背けて生きてきただけ

空っぽになった 胸の奥で
あの日の声を探している
今もずっと といかけている
冬空のあなたへ

「夏色の幻で、世界は彩られ
冬空の悲しみは どこかへ捨てられる
夏色が朽ち落ちる 世界が壊れてく」
冬空をいま駆け巡る あの日の唄声が

あれから遠い空を旅して
色んなことに出会ったよ
だからあの頃よりも本当はずっとわかる
あなたが独りで唄ってたこと

空っぽになった 胸の奥で
あの日の声を探している
今もずっと といかけている
冬空のあなたへ

今もずっと といかけている
冬空のあなたへ